2010年05月26日

空の彼方(2)

防具屋と防具屋を訪れる人たちの物語の第二弾。貴族の身分を捨てたアルに、元貴族の立場を利用する任務が舞い込むお話。

傭兵である以上、帰ってこられない可能性は決して少なくない。それでも送り出すソラは、どれほど辛い思いを堪えているのかと思いましたが、今回ついに自ら動き始めましたか。もちろん、外へは出られないけれど、自分の出来る限りをする彼女に、アルの存在が彼女にとって特別であることを痛感しました。

そしてアルも。自分の立場に思うところあって、もやもやしていたけれど、護衛の任務で命の危険を感じたときに、実感したのは帰る場所の事で。自覚した思いを胸にしながら、遠回しな言葉を告げた彼は、いつかちゃんと言ってあげるのかな?ソラの笑顔のためにも、次の時には言ってあげて欲しいな。

空の彼方〈2〉 (メディアワークス文庫)

空の彼方〈2〉 (メディアワークス文庫)

  • 作者: 菱田 愛日
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2010/05/25
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 23:01| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月24日

恋のドレスと聖夜の求婚

何この胸が痛くなるお話……どちらの気持ちも分かるから、遣りきれない。シャーリーのショックの受け方はいろいろきたけど、むしろ周囲の人の慌てっぷりが印象的でした。パメラとかアントニーとか。

でも、今回のお話しでやられたと思ったのは、恋のドレスと闇のドレスです。まさか、闇のドレスがあんなところで使われて、恋のドレスをああいう形で用いるなんて……ちょードキドキでした。ダメだ!と叫びそうになったけれど、さすが恋する乙女は、ドレス程度じゃ揺るがないですね。

コーネリアとビアードも良い感じでしたが、だんだんクリスが何を考えてるのか分からなくなってきたな。

恋のドレスと聖夜の求婚 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)

恋のドレスと聖夜の求婚 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)

  • 作者: 青木 祐子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/03/02
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 20:36| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

石霊と氷姫(上)

これはワクワクさせてくれるお話しだなあ。騙りの女の子・アルと石霊使いの男の子・テオ、奴隷上がりの巡察使・リーサイオンと殿方に心許さない姫・プリディオーネが、別々の目的で動いているのに、どこか繋がっているので、もしかしてこうなるんじゃ……といろいろ想像させてくれる面白さがあります。一番可愛いのは、たくましく生き延びてるアルです。危なっかしいんだけど頑張れって応援したくなる娘さんです。陰謀やらに巻き込まれてますけど、幼馴染みのリーサイオンと無事会えるといいなと思いいな。下巻が楽しみ

石霊(せきれい)と氷姫〈上〉 (幻狼ファンタジアノベルス)

石霊(せきれい)と氷姫〈上〉 (幻狼ファンタジアノベルス)

  • 作者: 西魚 リツコ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2010/02
  • メディア: 単行本

posted by deltazulu at 20:26| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月23日

羽月莉音の帝国(2)

このお話しは後半が面白いな。ヤクザとガチバトルもわるくないけど、力業だったし。

新事業がうまくいかず、ならば提携をと持ちかけた企業に足下見られて、10倍近い資金差があるのに買収を仕掛けるんだから、どうなるかドキドキ。違法すれすれどころか充分違法な手を使ってるようですが、勝てば官軍とばかりに仕掛け、それでもなお相手が一枚上手だから、どうなることか。

今回も新たな手立てをいろいろ知ることが出来ましたが、そんなことより生きるか死ぬかという絶体絶命なピンチをどうしのぐのか気になってしょうがない。この引きはやばい。

羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)

羽月莉音の帝国 2 (ガガガ文庫)

  • 作者: 至道 流星
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2010/04/20
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 19:19| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なんて素敵にジャパネスク(4) 不倫編

タイトルがアレですが不倫はなかった。女同士のプライドを賭けたやり取りがやばかった。瑠璃姫も煌姫も、どちらも負けん気強いというか、売られた喧嘩は買うというか。はらわた煮えくりかえりながら、ほっほっほと笑ってる様ががくぶる。

そんな二人がタッグを組むことになるから、打算とは凄いものです。帥の宮なる人の思惑はよく分からないけれど、この二人+守弥の悪巧みは、さてうまくいくのかしら。


posted by deltazulu at 19:02| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ささみさん@がんばらない

引きこもりのささみさんの日課は、お兄ちゃん監視ツールで外の世界を覗くこと。そんなささみさんと、ささみさんのことが大好きなお兄ちゃんと、美少女三姉妹が、ラブコメしつつ世界の「改変」に立ち向かうお話。

力の抜け具合がとってもよろしい。「バレンタインデーの惨劇」を読んだら「改変」はなんとバカバカしいことかと思ったけれど、ちょっぴりシリアスにもなるのね。SNSでのゲーム話の結末でそう思いました。いや、あのゲームはむしろ遊んでみたい気がしたけれど。

お兄ちゃんにきつく当たりながら、お兄ちゃん大好きなささみさんが、のんびり平和に暮らせる日々が、これからも続いてくれたら嬉しいな。

ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)

ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)

  • 作者: 日日日
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/12/18
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 18:54| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なんて素敵にジャパネスク(3) 人妻編

もっといろいろあるのかと思ったのに、人妻になってた……と思ったら、アンコール(未読)が先だったのか。

ともあれ、高彬との新婚さんなやり取りが甘くて、うふってなる。余裕が出てきたというか、どちらも良い感じに甘えるよね。

でもまあ、母親やら乳兄弟やらの顔色を伺うことになり、高彬の乳兄弟・守弥の恋人(?)の姫を瑠璃のところで居候させることになってから……あれだよね、基本的にこの夫婦って人がいいよね。先入観もあるだろうけど、煌姫の狙いなんてさー。ねぇ?

幸せな夫婦の元にやってきた不審な動きが、今後どうなっていくのか気になるところ。

なんて素敵にジャパネスク 3 〈人妻編〉—新装版— なんて素敵にジャパネスク シリーズ(5) (コバルト文庫)

なんて素敵にジャパネスク 3 〈人妻編〉—新装版— なんて素敵にジャパネスク シリーズ(5) (コバルト文庫)

  • 作者: 氷室 冴子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1999/06/03
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 09:49| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月22日

ゴミ箱から失礼いたします(3)

このお話しは、ほんと面白いな。素直になれない氷柱の嫉妬模様もさることながら、鈍い萌太に対して、みながいじる様は笑いが止まらない。ボウリングとか野球拳とか、よく考えつくな。

みんなでいると楽しいけれど、それだけじゃ済まないのが思いってやつで。氷柱にラブレターのような脅迫状が届いてから、ふたりの関係がちょっぴり変わりそうになってきたので、どうなるのか気になるところ……って、これ終わりじゃないよね?

ゴミ箱から失礼いたします 3 (MF文庫 J) (MF文庫 J い 3-3)

ゴミ箱から失礼いたします 3 (MF文庫 J) (MF文庫 J い 3-3)

  • 作者: 岩波 零
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2010/05/22
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 20:07| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

破小路ねるのと堕天列車事件

文芸部のねるのさんに告白して付き合うことになったある日、学校の校舎の屋上に、一両の電車が突き刺さる事件が起きて、というお話。

「ライトノベルだからできたミステリ」なんて帯文句だったから、地雷だと思ってたのに、評判が……いいのかよくわからないけど、絶賛名人がいたので、読んでみたら、意外や意外に面白い。事件の謎について、文芸部の先輩とねるの、そして主人公の三人が推理を披露するところとか、おお、と思った。少ない情報からの推理は、妄想といっていいぐらい強引なんだけれど、どうしてどうして魅力的。ありえないと思いつつ、ワクワクさせるものがある。

結末は……、まあ、その、なんだ。

破小路ねるのと堕天〈だてん〉列車事件 (スマッシュ文庫 き 1-1-1)

破小路ねるのと堕天〈だてん〉列車事件 (スマッシュ文庫 き 1-1-1)

  • 作者: 木戸 実験
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2010/05/10
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 12:33| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神さまのいない日曜日(2)

死者の国オルタスを訪れるお話。素直で真っ直ぐなアイの可愛さがたまらないけれど、決してそれだけじゃないから彼女は強いと思わされる。周囲の人の守ろうとする気持ちは、時に彼女を傷つけたりもするんだなあ。

オルタスの秘密は、残酷に思えたけれど、これは守ろうとする人たちの傲慢でもあったんだなあ。世界を救うために、そう言いながら壊すことしかできないと涙する少女が迎えるラストがよかった。

……けど、何か「声の正体」は唐突ですね。どういう意味があるんだろう。

神さまのいない日曜日II (富士見ファンタジア文庫)

神さまのいない日曜日II (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 入江 君人
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2010/05/20
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 11:09| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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