2010年05月16日

失恋竜と契約の花嫁 -この世界の誰よりも-

涙がじんわりするシーンがどれほどあったことか。フィーナの資質が引き起こす事態は、伝説の人たちでも身動きが取れなくなるから辛い。みなが思いあって、でも状況がそれを許さず、焦るうちに、歪みができてきたけれど、それを乗り越える決意をしたフィーナの成長がよかった。

今回でフィーナ編は終わり、次は失恋男の話らしいので楽しみです。

失恋竜と契約の花嫁 -この世界の誰よりも- (B’s‐LOG文庫) (ビーズログ文庫 わ 1-11)

失恋竜と契約の花嫁 -この世界の誰よりも- (B’s‐LOG文庫) (ビーズログ文庫 わ 1-11)

  • 作者: 渡海 奈穂
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2010/05/17
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 19:41| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

道徳という名の少年

町一番の美女が産み落とした子から始まる不道徳と道徳の物語。父親なし、姉弟、夫の父など、不道徳な思いに揺れる人たちのお話が、連作短編で描かれます。淫靡で匂い立つものがあるのに、どこかドライだよなあ。

ちょっぴり不気味なところがありつつ、バターの夜と言った官能もありましたが、見えるのは寂しさでした。

道徳という名の少年

道徳という名の少年

  • 作者: 桜庭 一樹
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/05/11
  • メディア: 単行本

posted by deltazulu at 19:38| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なんて素敵にジャパネスク

平安寸止めラブコメでした。楽しかったー。ようやく好きな人と結ばれる……というタイミングで毎度何かしらトラブルが発生して、延び延びになるパターンにニヤリですが、それ以上に、瑠璃姫の機転と度胸とお転婆っぷりが楽しい。結婚するには事件解決するのが一番だからといって、敵陣に乗り込んでスパイまでやっちゃうんだから、すごい人だ。

しかもコンビを組んだ鷹男に惚れられて、まさかの三角関係になるとは……。結婚の申し込みがないだなんて嘘のようだとラストのヤキモチにニヤついてたら、あ、そっか、政治が絡んできちゃうのか。こりゃ前途多難だこと。はたして無事結婚できるのかしら?

なんて素敵にジャパネスク —新装版— なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (コバルト文庫)

なんて素敵にジャパネスク —新装版— なんて素敵にジャパネスク シリーズ(1) (コバルト文庫)

  • 作者: 氷室 冴子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1999/04/01
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 16:10| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シャギードッグ(5)

短編集。五編収録。一話目が素晴らしい。食えない小悪魔な天才児の男の子と、彼の依頼を受けることになって、何かと意地を張るオズの関係の移り変わっていく様が、とても良かった。別れが寂しかったけれど、いつかきっと再会できると信じてる。

五編目も良かった。まりんと大介がバイトに行くつもりがトラブル満載で、サイコーについてない一日だったけれど、それでいてサイコーだったんじゃないかなと思った。微笑ましい二人がいいわ。

シャギードッグV 虹の幕間 (GA文庫 な 2-5)

シャギードッグV 虹の幕間 (GA文庫 な 2-5)

  • 作者: 七尾 あきら
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2010/05/15
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 14:41| ☆☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

時の竜と水の指環(後編)

ク・オルティスに結婚話がもちあがったことで、唐変木な男が自分の心に揺れる展開に似やついてしまう。従騎士も同じような気持ちだったろうなあ。アイリの背負ったものは重くとも、それを知る人たち皆が動いてくれて。人のつながりって素敵だと改めて思いました。

個人的には、メインのふたりよりも、陛下と王妃の恋の行く末が好きだ。いい夫婦になりそう。

時の竜と水の指環(後編) (コバルト文庫)

時の竜と水の指環(後編) (コバルト文庫)

  • 作者: 樹川 さとみ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1995/02/03
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 12:02| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夢の守り人

人の夢を糧にする花に囚われたタンダを救いにいくお話。歌に惹かれてしまう心の隙間やトロガイの昔話など、様々な切ない思いがあったけれど、人はそんなに弱くないことを感じさせられました。チャグムの成長が見られる嬉しさと、再会の感動がわすれらないけど、それ以上に、木霊の想い人の歌が素晴らしかった。

夢の守り人 (新潮文庫)

夢の守り人 (新潮文庫)

  • 作者: 上橋 菜穂子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 09:59| ☆☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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