2010年05月05日

アルカサルの恋物語 さまよえる求婚と新たな妃

求婚された直後に別の妃を迎えると聞かされて、宮殿を飛び出したら、カシムを暗殺者が狙うという情報を仕入れるお話。 意地っ張りな男の子と鈍感な女の子じゃ、そりゃあと一歩が届かないわけだ。告白しても届かなかったり、後宮の女たちにはいじめられるし。やりこめられるカシムの様子はすっごい楽しいけど、彼を思ってもんもんとするフェリシアも可愛くて良いよね。暗殺者が紛れ込んでるという情報から、いろいろ動くことになるけど、最後のオチが前巻と同じでニヤリでした。
アルカサルの恋物語 さまよえる求婚と新たな妃 (コバルト文庫) (アルカサルの恋物語シリーズ)

アルカサルの恋物語 さまよえる求婚と新たな妃 (コバルト文庫) (アルカサルの恋物語シリーズ)

  • 作者: ひずき 優
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/04/27
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 20:34| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

暗殺者は眠らない

侵略されていくザカリバで、立ち上がったのは、農民たちを率いる聖女レステだった……というお話。聖女の辛さと、彼女の傍に従う騎士、暗殺者それぞれの思いは、いまにも破裂しそうなぐらいギリギリの均衡だったけれど、壊れてしまってからの展開が辛い。あのラストは、あまりにも驚きすぎて思わず声を出してしまいました。いったい、なぜ、いや、わからなくもないけど、え?
暗殺者(アサシン)は眠らない (集英社スーパーファンタジー文庫)

暗殺者(アサシン)は眠らない (集英社スーパーファンタジー文庫)

  • 作者: 荻野目 悠樹
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1997/02
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 18:59| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

陽の子雨の子

中学生の男の子を拾った雪枝が、四年後に再び中学生と出会って……というお話。普通じゃない、ように思ったけれど、だんだんと思いが見えてくると、何とも言えない思いが浮かんでくる。「特別」を目指したことが歪みを生んだわけだけど、まっすぐな男の子の視線が、雪枝と聡の道を戻したことはよかった。きっと夕陽も……ね。「りんご」をころころと心で転がしたくなる。
陽の子雨の子 (幻冬舎文庫)

陽の子雨の子 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 豊島 ミホ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/04
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 16:16| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アルカサルの恋物語 さらわれた花嫁と少年王

憧れの人との結婚式当日にファシリアを攫ったのは、若くして王となったカシムだった!というお話。山の民らしく脱走を繰り返すものの毎回捕まり、女心に疎いカシムは彼女を怒らせる、そんな悪循環を繰り返すウチに、ちょっとずつ心惹かれていく様がかわいい……けど、これ花嫁を奪われた側からしたらNTRだよなと思ったりする。っていうか、カシムの妹のルゥルゥが可愛すぎて、彼女に引き留められたら、そりゃ決意揺らぐよね……(おい)
アルカサルの恋物語 さらわれた花嫁と少年王 (アルカサルの恋物語シリーズ)

アルカサルの恋物語 さらわれた花嫁と少年王 (アルカサルの恋物語シリーズ)

  • 作者: ひずき 優
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/12/25
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 14:42| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

攪乱者

非合法組織の活動を描く短編集。レモンをスーパーに置いてくる、アライグマを砂場に連れていく、これが政府転覆にどう繫がるのか。わけがわからないまま動いて、各話の最後に、謎の答えを示されて、ゾクゾクさせられる。うまくいくとは限らないけれど、なるほどテロだわ。それにしても、悪を演じながらもどこか人のいいところのあるメンバーなので、結末がとても苦いなあ。

攪乱者 (ジョイ・ノベルス)

攪乱者 (ジョイ・ノベルス)

  • 作者: 石持 浅海
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/04/15
  • メディア: 新書

posted by deltazulu at 13:31| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

wonder wonderful 君がくれた世界

何度読んでも心を持っていかれる。ああ、本編も再読したくなってきた……!


wonder wonderful  君がくれた世界 (Regalo)

wonder wonderful 君がくれた世界 (Regalo)

  • 作者: 河上 朔
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2010/02/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



posted by deltazulu at 12:20| 再読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

星灼のイサナトリ

砂に覆われた惑星で、「リアル」を求めて守られた塔から飛び出した少年が、鯨と戦う先住人たちと、謎の少女と出会うお話。

てっきり一番初めに出会った少女と……なんて思ってたのに、さらにもうひとり出てきましたか。守りたいという思いは、他の女の子たちから、どう見えるのかなとニヤリとしつつ、助け合う先住人たちの暮らしが良かった。生活は便利だけど、そういう意味でのぬくもりは塔にはないようで、いろいろ嫉妬やら何やらがはびこってる気がしないでもないですが、軍はともかく弥生はこっちきてくれないかなーと思う僕がいる。

っていうか、これ都会と沖縄みたいな関係だよね。海が沙漠になっただけで、ある意味、うみんちゅだ。


星灼のイサナトリ (一迅社文庫)

星灼のイサナトリ (一迅社文庫)

  • 作者: 大樹 連司
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2010/04/20
  • メディア: 文庫

posted by deltazulu at 12:13| ☆☆☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ペンギン革命

生徒会副会長の葛城涼子は、実は男の人?所属している芸能事務所の方針で女装している葛城涼の秘密を知った藤丸ゆかりは、彼のマネージャーになることに。しかも男装して。秘密を知られたら事務所解雇という条件で、売れない飛べない「ペンギン」から、俳優の地位を築いていくお話しです。

これは面白かった。どちらもお人好しだけど、そんなふたりが仕事をこなしていくうちに惹かれ会っていく様が、やばいですニヤニヤです。なかなかそう言う対象としてみようとしないけれど、通じるものがあるからいいですね。正体がバレそうになったり、ゆかりに惹かれる人が出てきたりするけれど、ふたりと、友達と、家族と、いろんな人に助けられて乗り越えていくから嬉しいです。

個人的に印象的なのは、「スターのあかし」の見せ方でした。ゆかりにはちょっとした目があり、スターの背に羽根が見える。大スターになればなるほど、羽根も大きくみえるという設定が、後半に入ってからすごい生かされるんですよね。成長していく葛城の様子や、舞台・映画での存在感などがこれ以上ないぐらい伝わってきてゾクゾクした。「丘よう子」話になってからは、一気読みさせられるものがありました。

ペンギン革命 1 (花とゆめCOMICS)

ペンギン革命 1 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 筑波 さくら
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2005/04/05
  • メディア: コミック


ペンギン革命 2 (花とゆめCOMICS) ペンギン革命 3 (花とゆめCOMICS) ペンギン革命 4 (花とゆめCOMICS)
ペンギン革命 5 (花とゆめCOMICS) ペンギン革命 6 (花とゆめCOMICS) ペンギン革命 7 (花とゆめCOMICS)
posted by deltazulu at 09:26| コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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